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冬を彩る不思議な華

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寒さが増すこれからの季節こそ、家の外に出て絶景を眺めてみませんか? 各地で寒い季節ならではの不思議な光景が、つかのまの美を描き出しています。大気や氷が創り出す、冬の「華」をご紹介します。

自然が造る氷のアート

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寒い季節だけ才気をふるうアーティストともいえる氷。寒さが増す1月、北海道・十勝海岸には、美しい氷のアートを見るために多くの人が訪れます。お目当ては「ジュエリーアイス」。透明感があり、光の加減によってさまざまに表情を変える様子は「ジュエリー(宝石)」と呼ぶにふさわしい光景です。
この「ジュエリー」の正体は、十勝川河口で凍結した水です。一部が割れて海に流れ出すと、近海を漂流し、やがて時化(しけ)などで海が荒れたときに砂浜に打ち上げられます。はじめはぶ厚かった氷も、冬の荒波にもまれて砕け、角がとれ、丸みを帯びた氷の塊になります。1月から2月にかけて現れる、ダイヤモンドが砂浜に敷き詰められたような光景は、冬の十勝の新しい名物になっています。

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一方、同じ北海道の阿寒湖や屈斜路湖などの湖面には、冬だけ見られる「花」があります。それが「フロストフラワー」。結氷した湖面に白い花が咲き誇る様子は幻想的です。白い花の正体は水蒸気結晶。湖面から蒸発した水蒸気が凍り、氷のカケラなど小さな突起に付着します。その小さな突起を中心として、水蒸気が次々に凍りつき、やがて美しい花のような形になるのです。なかには手のひらサイズにまで成長するものもありますが、朝方に風が吹くと一瞬で消えてしまいます。その儚さも含めて「奇跡の花」と呼ばれています。

大気に浮かぶ神秘の絶景

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雪山を象徴する絶景としてよく知られるのが「ダイヤモンドダスト」です。細氷とも呼ばれ、極寒の空で水蒸気が冷やされて小さな氷の結晶となり、舞うように降りる。そこに太陽の光があたるとキラキラ輝いて見える現象です。
発生するのはマイナス10℃以下、無風、晴れ、適度な湿度などの条件が揃う朝に見られますが、晴れてはいるものの雪に分類されるため、観測記録は「雪」になります。国内では北海道の内陸部、東北の蔵王山、長野などで出会える確率が高い現象です。

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ダイヤモンドダストは珍しい光景ですが、光が結晶により反射、屈折することで、さらに希少な大気現象が現れることもあります。その一つが「サンピラー」です。日本語では「太陽柱」と呼ばれます。
これはダイヤモンドダストに一定の角度から太陽光があたったときに起きやすい現象で、空と大地をつなぐような光の柱がすーっと伸びるように見える現象です。早朝や夕方に発生しやすいとされ、光の加減によって白く輝いたり、橙色に染まったりします。白い雪の大地に神が降臨するかのような荘厳な光景となります。
上空の雲は氷晶でつくられているため、可能性としては低いものの、気象条件によっては寒冷地に限らず各地で見られます。実際に大阪でサンピラーが観測された記録もあります。

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寒さの厳しい冬の朝、もうもうと立ち昇る霧が海面を覆う光景を目にすることもあります。これは「()(あらし)」と呼ばれ、快晴かつ気温がマイナス15℃前後、気温と海水面の温度差が15℃以上などの条件が揃うと、北海道の沿岸や富山湾などで発生しやすい現象です。

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西日本で観測しやすい冬の絶景としてあげたいのは、愛媛県大洲市の「肱川(ひじかわ)あらし」。大洲盆地の冷気が霧を伴って肱川沿いを流れ出す現象で、霧が大きくうねり、海に向かって扇状に広がっていく様子は幻想的です。
寒さが厳しくなるにつれ、美しさをともなって現れる自然現象は多く、ここで紹介したのはほんの一部です。自然が織りなす冬の絶景を見る旅は、想像以上にコンテンツが豊富なのです。

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